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診療案内

内科

内科

高血圧症
頭痛を訴える女性

内科は一般的によく見られる症状のある患者さんを対象として、問診・検査・治療などを幅広く行う診療科です。風邪でよく見られるくしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、痰、喉の痛み、発熱などの諸症状をはじめ、日々の生活の乱れが積み重なって起こる糖尿病や高血圧症、脂質異常症など様々な病気の診療を行います。

対象としている疾患は非常に多く、呼吸器の病気(肺炎、喘息、COPDなど)、消化器の病気(腹痛、下痢、便秘、胃炎、逆流性食道炎、胃潰瘍など)、アレルギー性疾患(花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎など)、感染症などの治療も行われます。

内科で扱う主な疾患

■急性疾患

・風邪症候群

・インフルエンザ

・咽頭炎

・扁桃炎

・気管支炎

・肺炎

・胃腸炎(腹痛、下痢、吐き気)

・尿道・膀胱炎

・熱中症

■慢性疾患

生活習慣病

糖尿病

高血圧症

脂質異常症(高脂血症)

・痛風(高尿酸血症)

・メタボリック症候群など

・花粉症

・貧血

・頭痛

・便秘症 など

予防接種

長坂Drイラスト

< 生活習慣病 >

高血圧症

高血圧症は、慢性的に血圧が高くなる病気です。具体的には家庭で血圧測定する際に、収縮期血圧が135㎜Hg以上、拡張期血圧が85㎜Hg以上、医療機関で測定する際は、収縮期が140㎜Hg以上、拡張期が90㎜Hg以上で高血圧症と診断されます。

但し、この数値は高血圧の診断基準として重要ではありますが、基準以内であっても安心はできません。糖尿病や腎臓病などのリスクが高まっている方などは、血圧がそれほど高くなかったとしても、血管・臓器に負担が生じてしまうからです。詳しい内容は当クリニックまでお気軽にお尋ねください。

高血圧のリスクを減らすには、高血圧となる原因は特定されていませんが、①食生活の見直し(特に減塩)、②肥満の解消、③節酒、④適度な運動など、これまでの生活習慣を見直して規則正しい生活パターンを取り戻すことが大切です。

減塩がとても重要で、現在では1日当たりの塩分摂取量を6g程度に抑えることが推奨されていますが、一般的な食事であるラーメン、カレーなどは1食で約5g程度の塩分が含まれていますので、なかなか実践しにくい数値です。具体的に確実に塩分摂取を控える方法は汁物や漬物を控えること。これだけでも減塩効果は抜群です。

脂質異常症

血液中のLDLコレステロールや中性脂肪の濃度が慢性的に高い状態、あるいはHDLコレステロールが少ない状態が脂質異常症です。健康な人の場合、LDLコレステロール値が140㎎/dl未満、HDLコレステロール値が40㎎/dl以上、中性脂肪が150㎎/dl未満です。この3つの数値のいずれかが逸脱すると脂質異常症になります。

動脈硬化症は加齢や高血圧、糖尿病、脂質異常症などが原因とされますが、この中で脂質異常症が最大のリスク因子と考えられております。特にLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高いまま放置することは将来、脳梗塞や心筋梗塞を発症する危険性を確実に高めてしまいます。

脂質異常症の予防・治療にあたっては、生活習慣の改善(食事療法と運動療法)が重要となります。脂肪分の少ない食事をこころがけ、カロリーの過剰摂取やお酒の飲み過ぎを避ける必要があります。適度な運動を定期的に実践することも大切です。

食事療法や運動療法でも効果がみられない場合は、コレステロールや中性脂肪を低下させる薬物療法が行われます。また体質的に(遺伝的素因)コレステロールが高くなる患者さんもいらっしゃいます。体質的にLDL値の高い方は残念ながら食事運動療法を頑張っていただいても改善しない事が多々あり、そのような方には薬による治療を強くお勧めいたします。LDLコレステロールを低下させる代表的な薬にHMG-CoA還元酵素阻害薬というものがあり一般的にLDL値が約40%低下します。また、高血圧症や糖尿病では薬が効きすぎると低血圧、低血糖となり大きな問題となりますがLDLコレステロールは値が大きく低下しても問題なく、むしろ心臓血管病、脳血管病のリスクを大いに低下させてくれます。採血で脂質異常症と指摘された方は是非ご相談ください。

糖尿病

糖尿病は、何らかの要因によって膵臓のβ細胞からインスリンが分泌されなくなったり、インスリン分泌能が低下したり、インスリンが上手く作用しなくなることにより、血糖値が高い状態が続く病気です。 初期段階では自覚症状が見られません

糖尿病を患っている方は非常に多くいらっしゃいますが、初期の段階では自覚症状が殆ど現れません。その為、健康診断で血糖値の高さや尿糖を指摘されても、「特に危険な状態ではないのだろう」と軽く考え、必要な治療を受けずに放置されている方も少なくない様です。 

しかし、糖尿病になると高血糖の状態が続くため、全身の血管や臓器に様々な悪影響を及ぼします。例えば、神経に栄養を送り届ける毛細血管の障害により、糖尿病性神経障害が出現します。典型的な症状としては「足の裏がジンジンする」「素足なのに靴下を履いているような感覚がする」などです。このような末梢神経障害が起こると、怪我ややけどの際に自覚症状が無いため発見が遅れて患部が化膿し、壊疽を起こし最悪は下肢切断に至ることもしばしば見られます。

目の網膜にある細い血管が詰まったり出血したりし、視力が低下する事もよくあります。きちんとした治療を受けない時は失明のリスクも高まります。さらに、血液を濾過してくれる腎臓内の毛細血管が徐々に痛んでいき、血液に含まれる老廃物と必要な栄養素をきちんと分別する事が出来なくなります。これによって腎不全などを引き起こし、人工透析を受けないと命に関わりかねない事態も引き起こすのです。

糖尿病のコントロールが悪い状態が長時間続くと動脈硬化が進行します。特に糖尿病に起因する動脈硬化症では血管が全体的に細くなり「枯れ枝状」と表現されるような治療が難しい状態となります。このような合併症が起こらないよう、お早めに当院にご相談下さい。

予防接種

当院では小児の定期接種、大人の肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス、プレベナー)、帯状疱疹ワクチン、インフルエンザワクチン等の各種ワクチンの接種を行っています。

接種御希望の方は予約制となりますので、あらかじめ御連絡をお願い致します。

◆こどものワクチン

二種混合(ジフテリア・破傷風)(児童)

日本脳炎(第2期、児童)

子宮頸がん予防(HPV)

◆おとなのワクチン

A型肝炎ワクチン

成人用肺炎球菌ワクチン

帯状疱疹ワクチン

各年齢層へのインフルエンザワクチン

麻しん風しんワクチン(MRワクチン)

みずぼうそう(水痘)ワクチン

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ワクチン

​破傷風

脂質異常症
糖尿病
予防接種
こどもワクチン
おとなワクチン
診療時間
緑

診療時間

※水曜日の午後はエコー検査予約で行っておりやや込み合いますのでご了承ください。

地域におけるかかりつけ医機能として、必要に応じて以下の対応を行っています。

・患者が受診している他院及び処方されている医薬品を把握し、必要な服薬管理を行っています。

・専門医師または専門医療機関への紹介を行っています。

・健康診断の結果などの健康管理に係る相談に応じています。

・健康・福祉サービスに関する相談に応じています。

・診療時間外を含む緊急時の対応方法などに係る情報提供を行っています。

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